保育体系イメージ図
見守る保育
「世界に1つだけの花
一人一人違う種を持つ
その花を咲かせることだけに
一生懸命になればいい」 (作詞:槇原 敬之)
皆様がよくご存知の歌詞です。保護者の皆様の、大切な宝物であるオンリーワンのお子様を、『みんな一緒』の画一的保育でお預かりするのではなく、個々のお子様の状態に応じて、愛情をいっぱい注いだ保育をしてあげたい! その思いで、園を立ち上げました。
お父様、お母様、お祖父様、お祖母様がそれぞれの立場から、あふれんばかりの愛情で、お子様を包み込む。健やかで、朗らかで、愛くるしく、そしてたくましく、力強く、なによりも幸せであり、家族みんなが笑顔でいられる。そんな家庭こそが理想です。そして私達もそうありたいと、そうあり続けたいと願っております。そのために、自分のため、家族のため、社会のために、へこたれそうになっても子育てや仕事をやっていかなければならない現実があります。
理想ばかりを追い続ければ、現実を見誤りやすくなり 現実ばかりを追い続ければ、理想から離れていく
だから、なにかに挑戦したり、なにかを我慢したり、なにかを急いだり、なにかを待ったり、バランスを取らなければなりません。
ひまわり園は、そのバランスを取るためのお手伝いを、少しでも出来れば幸いと考えています。
私達は、お預かりするお子様が大好きです。だから、おうちであった事、今までにあった事をいっぱい保護者の方からお聞きしたいのです。そして、園であった事はいっぱい保護者の方にお知らせしたいのです。
だからこそ、たくさんのお子様をお預かりできません。だからこそ、お子様一人一人を大切に密度の濃い保育を理想としています。
お子様が成長していく過程
第1過程 |
生きていくために、生理的機能を発達させる |
第2過程 |
生活のリズムをつけていく |
第3過程 |
自分の欲求を満たしてくれる、大切な存在を理解していく |
第4過程 |
欲求を満たしてくれる人に対して、自己主張をする |
第5過程 |
欲求の範囲が広がり、自己主張の範囲が他人にひろがる |
この段階で発信された主張を,ちゃんと大人が受け止めて、 ちゃんと子どもに返信をすると |
第6過程 |
次第に、他人と「共に生きる喜びを感じだす」 |
第7過程 |
次第に、自分を「制御する力が生まれだす」 |
第8過程 |
次第に、他人の「痛みが分かりだす」 |
第9過程 |
次第に、他人が「喜ぶ事をしようする」 |
第10過程 |
次第に、他人の「手助けをしようとする」 |
これらの過程は、何歳までに身に付くとか、何歳になれば勝手に身に付くものではありません。また、過程を飛ばして力が付くというものではありません。すべて積み重ねです。お子様がどの過程を経ているかをしっかり観察、把握、情報交換をし、お子様に合った言葉掛けや課題設定、環境を提供するのが、見守る保育です。
乳幼児のお子様には、生活のリズムに合わせた保育を実施します。前日、寝つきが悪ければおっしゃってください。 午前睡を多目に取るようにします。朝ごはんが小食ならお伝え下さい。 早目の昼ごはんにしたり、量を調整したりします。
幼児期のお子様には、個々の意思を尊重し、考える力を養う保育を実施します。となりのお部屋で赤ちゃんがお昼寝していれば、「どうしたらいいのかな?」と考えさせます。もちろん、どの過程を踏んでいるかで、お子様の行動はまちまちでしょうから、個々に応じた対応を取っていくと共に課題設定をしていきます。繰り返し行うことで、大きな集団にいなくても必ず自主性、社会性を養うことができます。(もちろん、大きな集団にはそこでしか味わえない良さもあります)
リフレッシュしたいなと思えば、我慢しないでおっしゃって下さい。子育てに行き詰った時は相談して下さい。
いろんな事を共に分かち合い、理解し合いましょう。
ひ とつしかない大切ないのち
ま っすぐにすくすくと育つように
わ かちあい
り かいしあい 見守る保育
私達は、私達の理想とする見守る保育を保護者の皆様に賛同して頂ける幸せと見守る保育を通じて、まっすぐにすくすく育っていくお子様の過程に立ち合わせて頂ける幸せを保護者の皆様、お子様に有形無益の財産としてお返しすることを誓います。
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